この記事の目次
縮毛矯正とコスメストレートの違いとは?
コスメストレートとは髪の毛の負担を最小限に抑えたストレートパーマです。
髪に艶を出すためにアイロンを使った熱処理をするので、ダメージがない訳でもトリートメントでもありません。
一般的な縮毛矯正の薬剤は外部医薬品登録で、コスメストレートは化粧品登録となります。
「S字にうねるようなくせ毛ではないけど、湿度が高いと髪がまとまらない」
なんてお悩みのある方は、多少ダメージを抑えたコスメストレートで十分仕上げることができます!
【どんな髪に合う?】コスメストレートの特徴
細い髪や切れ毛、広がるようなボリュームを落ち着かせることができます。
もともとの髪質のように自然で、縮毛矯正のように定期的に施術しなくてもいいところも人気です。
コスメストレートは艶やかで柔らかい仕上がりになるのが特徴です!
今まで縮毛矯正でかかりすぎていた方も自然なストレートになります。
コスメストレートは強いくせ毛はストレートになりません
強いうねるようなくせ毛は全部まっすぐにはなりません。
強いくせ毛には効果がない特徴を生かして…
●くせ毛を半分残したくらいの自然なストレートにしたい
●今後、縮毛矯正をやめていきたい
●頻繁に縮毛矯正をかけたくない
●縮毛矯正でペタンとなりすぎるのが気になる
という希望の方は一度試してみてもいいと思います!
毛先のダメージが強く縮毛矯正をかけれなかった方にもオススメ
ダメージのレベルにもよります。
ブリーチ剤使用のカラー履歴にもよります。
今まで髪のダメージが強く縮毛矯正を断られていた方も、髪の状態やケアの仕方によってはコスメストレートならかけられる場合があります!
髪の状態を見た上でカウンセリングする必要があります。
年齢とともにボリュームが気になるが弱くうねるくせ毛はなくしたい!
年齢とともに髪のボリュームは気になるけど、ハリコシがなくなり髪が柔らかくフワフワ広がってしまう方も多いですよね。
コスメストレートは比較的ボリューム感を残しながら、広がる髪のくせを抑えることができます。
コスメストレートのメリット
●ダメージをできるだけ抑える
●髪のボリュームを残しながらくせ毛をまとめる
●根本の方が生えてきても、あまり差が目立たない。
柔らかい質感でかけられるのでストレートなのに動きが出しやすい。
縮毛矯正はうねりや広がるくせ毛を抑えてくれるストレート
コスメストレートは細い髪で浮いたり毛先のまとまりをよくするストレート
髪質やご希望に合わせて選びましょう!
失敗しない為の縮毛矯正のメリットとデメリット
湿気知らずで憧れのサラサラストレートになれる縮毛矯正ですが、やはりメリットとデメリットがあります。
細かく見ていきましょう!
縮毛矯正のメリット
●強いくせ毛でもきれいなストレートに仕上がる
●くせ毛によるボリュームが抑えられる
●湿気で髪が広がらない
●寝ぐせがつきにくく朝の手入れが簡単になる
●水分量が均一になりやすいので髪の表面に艶が出る
●アイロンで熱を加えるのでストレートが長持ちする
●一度縮毛矯正をかけた部分は半永久的にストレート
縮毛矯正のデメリット
●薬剤と熱を利用してストレートにするので髪が痛みやすい
●美容院での時間がかかる
●新しく伸びる毛はくせ毛なので縮毛矯正をかけ続けることになる
●縮毛矯正をかけた髪はパーマがかかりづらくなる
●縮毛矯正をかけた髪は明るいカラーになりにくい
●ダメージが強くなるのでブリーチ剤との相性が悪い
●すでにハイダメージの場合は縮毛矯正がかけれない
色々な種類のくせ毛がありますが雨が降って湿度が高い日や、汗をかいた時など湿気で髪のうねりが気になったことはありませんか?
日本人の7割はくせ毛なんだそうです。
くせ毛の原因は遺伝の影響が大きいと言われていますよね…
しかしくせ毛は遺伝的要素以外にもホルモンバランス・栄養不足・ストレス・睡眠不足・生活環境などでも髪質は変わります!
湿気でうねる髪には縮毛矯正をかけた方がい
縮毛矯正をかけた方がいい人はどのような髪質のお悩みがあるのでしょうか?
縮毛矯正をかけるか迷っている方は一度、ご自身の髪質と比べてみてくださいね!
●クセ毛の厚みにより髪がうねったり広がる
●縮れやザラザラする髪を指通りのよい状態にしたい
●キレイに伸ばして美しいロングヘアを楽しみたい
●トリートメントだけでは髪にツヤが出ない
●カラーやパーマなどの蓄積したダメージがなくストレートヘアにしたい
どれか当てはまる方は髪質やご希望に合わせた縮毛矯正で、さらにキレイに仕上がります!
料金と時間をかけた縮毛矯正やコストストレートを長持ちさせる方法とは?
時間と料金をかけてキレイに仕上がった縮毛矯正やコスメストレートですが、長く保ちたいですよね!
縮毛矯正やコスメストレートを長持ちさせるにはご自宅でのホームヘアケアが大切です。
普段使うシャンプーやトリートメントは髪質に合わせて、痛んだ髪を補ってくれる成分を選びましょう!
シャンプー・トリートメント後はドライヤーでの乾かし方が重要です!
シャンプー後はなるべく時間を置かずに素早く髪を乾かすことが重要です。
髪は濡れている状態が一番傷みやすいんですよね…
髪をタオルで包んだ状態でついドライヤーをせず他ごとを始めてしまうことはありませんか?
自然乾燥はダメージに繋がります!
ドライヤーで素早く乾かすことは、高級なトリートメントをするよりも効果があります。
ドライヤーで乾かすコツ
根元近くは髪が密集しているので乾きづらく毛先は段差が入っていたり、軽くすいてあることが多いので乾きやすいです。
髪全体をなんとなく乾かしていても時間がかかり、どんどん自然乾燥になってしまいますよね。
①まずは顔の印象を左右する前髪を乾かす
②髪が密集している襟足やハチ周りを乾かす
③頭部全体の根元を乾かす
④毛先を整えながら仕上げる
ドライヤーでの乾かし方で縮毛矯正やコスメストレートを長くキレイに保つことができます!
毎日のヘアケアはとても重要です!
前髪だけ縮毛矯正はできる?

毎朝ヘアアイロンで前髪をまっすぐにセットしても会社や学校に行く途中で外気に触れたり、一日を過ごす中で汗をかき湿気で前髪のクセやうねりが戻ってしまいますよね…
湿度が高い梅雨時期は前髪をまっすぐのまま、一日中キープするのはかなり難しいです。
髪全体のくせ毛は気にならないけど前髪のくせ毛は気になる!
そんな方は前髪だけ縮毛矯正をかけるのがオススメです!
前髪の縮毛矯正 失敗例
前髪はお顔の印象が決まるポイントなので、絶対に失敗したくないですよね…
前髪の縮毛矯正が強くかかりすぎて、まっすぐすぎる!
縮毛矯正の薬剤設定が強すぎたり、アイロンでの熱処理を過度に行ってしまうことでストレートの仕上がりが強くなってしまうんです。
くせ毛の強さに合わせた薬剤設定や、スタイリング時にカーラーなどでふんわり丸みをつけるのが必要になります。
前髪以外にも部分的に縮毛矯正をかけることができます!
髪には色々な種類のくせ毛があり左右対策やまんべんなく全体にうねりがある訳ではありません。
髪全体がうねって大変という人もいますが、実は部分的にくせ毛が気になるという人も多いんですよ!
部分だけのくせ毛に全体の縮毛矯正をかけるのは、不自然にボリュームがなくなったりダメージが気になりますよね…
そんな人こそ部分的に縮毛矯正することをオススメします!
ハチ周りに部分的な縮毛矯正をかける
女性に多い部分縮毛矯正です。
ハチ周りにくせ毛があるとうねる毛が重なり厚みが出ます。
頭が大きくみえてしまうんですよね…
うねりがなくても立ち上がるような生え方でふくらむ人もハチ周りの縮毛矯正をすることで、頭が小さく見えて小顔効果が期待できます!
男性に多いツーブロックヘアが浮く、つむじがハネる
できればカットでお悩みを改善できればいいですが、くせ毛や生え方によっては縮毛矯正をかけることでスタイリングが楽になることがあります。
つむじ部分やツーブロックヘアの被せる髪の部分に縮毛矯正をかけるとハネたり浮いたいりする髪を抑えることができるんです。
部分的な縮毛矯正はダメージ軽減だけではなく、施術時間や技術料金も抑えられます。
朝のスタイリングも簡単で時間をかけなくても仕上がるので試してみる価値がありますよ!
縮毛矯正とカラーは同時にしても大丈夫なの?

根元が伸びて地毛の色が気になるし、髪がうねるので縮毛矯正もかけたい!
縮毛矯正とカラーは同時に施術してもいいのでしょうか?
施術の仕方によっては大丈夫です!
やはり縮毛矯正とカラーを同時にすると髪のダメージが
気になりますよね…
薬剤にも相性があるので強いくせ毛を強い薬剤でストレートにした後、地毛の色素を抜くような明るいカラーを使用するとかなりのダメージが髪に残ります。
施術当日は気にならなくても1週間、1ヶ月、2ヶ月すると髪の指通りは悪くなってしまうんです。
美容院の時間がなかなかとれないので縮毛矯正とカラーを同時にしたい!
縮毛矯正とカラーを同時に行いたい場合は「弱酸性縮毛矯正」や「弱酸性カラー」などダメージを抑えた薬剤で施術します。
また髪の栄養分を補うようなトリートメントでヘアケアも大切です。
縮毛矯正をかけるとカラーが染まりづらい
髪質の問題もありますが縮毛矯正の薬剤はコーティング力が強い為、カラーの色素が髪の中に入りにくく染まりにくい状況になる場合があります。
縮毛矯正後の手触りをよくするコーティング力がカラーを弾いて染まりにくいんですね…
縮毛矯正とカラーをするならどっちが先なのか
縮毛矯正とカラーを別日に施術する場合は、先に縮毛矯正をすることをオススメします!
先にカラーをして1週間〜10日の短い期間で縮毛矯正をすると、せっかくのカラーが色落ちしてしまうことがあります。
縮毛矯正で使う髪を柔らかくする薬剤が髪の中に入る時にカラーの色素と入れ替わり抜けてしまうんです。
落ち着いた髪色にカラーしたはずなのに縮毛矯正が終わると思っていたよりも明るくなってしまったり、希望のカラーの色味が出せないことがあります。
縮毛矯正をしてどのくらい期間を空ければカラーしてもいい?
縮毛矯正とカラーは最低1週間〜2週間ほどの期間を空けて施術することをオススメします。
髪の毛はダメージがあるほどカラー仕上がりは悪くなるんです。
希望のカラーの色味を楽しんだりカラーの色持ちをよくする為には髪への負担を抑えることが必要です。
できるだけ期間を空けて縮毛矯正とカラーをしていきましょう!
当日にシャンプーすると縮毛矯正がとれる?
縮毛矯正をかけた部分の髪は半永久的に真っ直ぐな状態になります。
なのでシャンプーをしただけで縮毛矯正がとれてしまう事はありません!
もし縮毛をしてすぐにシャンプーをしたらうねりが出てきた時は、縮毛矯正がきちんとかかっていない場合があります。
縮毛矯正後のシャンプーで気をつけること
縮毛矯正をかけた、かけていないに関係なく髪の毛は濡れている時とても痛みやすいです。
縮毛矯正をかけた時こそいつも以上にヘアケアが必要になります。
縮毛矯正後の髪は薬剤により負担がかかりダメージが起こりやすくなっています。
濡れている時はいつも以上に髪が痛みやすい為、気にせずこすり合せるように力強く髪を洗ってしまうと髪の表面はどんどん傷んでしまい、パサつきや切れ毛の原因となってしまうんですね…
縮毛矯正をかけた髪を結んでも平気?
縮毛矯正をかけた髪をきつく結んだり、結んだゴムを取るときに無理やり引っ張ってしまうとダメージの原因になってしまいます。
ゴムによる髪のダメージは後々のヘアスタイルの仕上がりに大きく影響します。
仕事でどうしても結ばなくてはいけない場合は髪を傷ませないように、ゆるく結ぶのがいいですね!
【毛先がツンツンにならない】失敗しないショートヘアの縮毛矯正

ミディアムヘアやロングヘアでも言えることですが、以前縮毛矯正をかけた部分の状態を確認することが必要です。
毛先にかけて何度か縮毛矯正を繰り返している場合があります。
根元の伸びた部分しか縮毛矯正をしていないと思っていても、ストレートにムラが出ないよう以前縮毛矯正をかけた部分も重ねて薬剤塗布をしています。
一度や二度とくらいでは縮れるほどのダメージにはなりませんが、カラーやパーマの履歴がある毛先は要注意です。
自宅でのセルフカラーと縮毛矯正はハイダメージになることも…
特に市販されているカラー剤を使用した自宅でのセルフカラーは蓄積されたダメージレベルが高く、縮毛矯正をしてもただ痛んだだけの仕上がりになる場合もあります。
とにかくダメージした髪に縮毛矯正をかけることはリスクを伴うので、事前のカウンセリングでは履歴の確認をします。
縮毛矯正をかけたショートはぺったんこにならないように…
ショートスタイルにはボリューム・引き締め・メリハリ・奥行き・毛流れのバランスが重要なんです!
縮毛矯正をかけるとくせ毛が均一なストレートになりメリハリがなくなります。
くせ毛はストレートになりボリュームが抑えられますが、実はそのボリュームは必要なポイントです!
後頭部がペタンとしてしまうと、奥行きや立体感がなくなり寂しく感じるショートになってしまいますよね…
ショートヘアは自然な後頭部のボリュームや襟足の引き締まり具合で印象が変わります。
強い薬剤でかけすぎてしまうと本来の頭の丸みが強調されてしまい、ペタンコになると寂しい印象になってしまうんです。
柔らかな質感に仕上がる薬剤選定やアイロンも毛先に丸みをつけてくせ毛を伸ばしていくと、キレイな丸みのあるストレートショートヘアに仕上がります!
縮毛矯正をかけたショートヘアの持ちは悪い
ショートヘアは段差が入っていることが多くアイロンで挟み込めない短い毛があります。
またくせ毛が根元から伸びてくると、縮毛矯正をかけた毛先が根元のくせ毛の強さに負けてしまいます。
毛先はまっすぐなのに縮毛矯正をかけてからしばらくすると根元からハネてくるので、こまめにメンテナンスが必要ですよね…
毛先がツンツンにならないショートの縮毛矯正って?
ショートヘアの縮毛矯正で大切なのは薬剤選定とアイロン技術です。
縮毛矯正は基本的にアルカリ剤を使用します。
強いくせ毛もストレートにしてくれる強い味方ですが縮毛矯正の薬剤がアルカリ剤をだと、髪は弱酸性なので弱酸性からアルカリに髪の成分を馴染ませなくてはいけません。
馴染ませる際に起こる摩擦や化学反応によりダメージに繋がってしまいます。
しっかりくせ毛は伸びますが、仕上がりの毛先の質感はツンツンしやすいです。
毛先がツンツンに仕上がると自然には見えないですよね…
そこで髪と同じ弱酸性の薬剤で縮毛矯正をかけることでダメージが少なく柔らかい毛先の丸みを残してストレート仕上げることができます!
またアイロン技術でも丸みを残してストレートにする部分と、引き締めてメリハリを出したい部分に合わせたくせ毛の伸ばし方を変えることで自然な仕上がりになります!
縮毛矯正をする必要がない人の髪
●クセ毛でのうねりや広がりがない
●今の髪で満足している
●髪にツヤがありもともとストレートの髪
また縮毛矯正をかけたくても施術できない場合もあります。
●カラーやパーマを繰り返していて髪にダメージが蓄積されている
●ヘアダメージにより縮毛矯正の薬剤やアイロンの熱処理に髪が耐えられない状態
縮毛矯正をかけることで髪の表面にツヤが出るのでトリートメントの仕上がりと同じように思えますが…
縮毛矯正は薬剤でのタンパク質変性とアイロンでのタンパク質熱処理を行うのでダメージがあります。
ダメージした髪を元に戻すことはできないので、本当に縮毛矯正をした方がいいのか判断が必要です。
【あなたはどのタイプ?】くせ毛の種類
考えただけでも嫌になりますが失敗しない縮毛矯正をかける為にも、自分のくせ毛がどのタイプなのか知る必要があります。
早速、見ていきましょう!
波状毛(はじょうもう)
S字のようにうねりがある日本人に1番多いくせ毛です。
湿度によって髪が膨らむので、頭が大きく見えてしまう場合もあります。
縮毛矯正で解決しやすいくせ毛です!
捻転毛(ねんてんもう)
髪が縄のように捻れた状態のくせ毛です。
ストレートのようにも見え、ただ髪が痛んでごわついていると思われがちです。
髪の太さに均一性がないので縮毛矯正でくせ毛を伸ばしても効果を感じにくい毛質でもあります。
縮毛(しゅくもう)
細かく縮れたくせ毛で黒色人種に多く見られます。
カットではまとまるような仕上がりにならないのでくせ毛を生かすか、縮毛矯正をかけるか2択に分かれます。
ただ縮毛矯正の成分やアイロン技術も要する為、専門的な技術が必要です。
連珠毛(れんじゅもう)
髪の内部が一定間隔で太くなったり細くなったり、数珠状になっているくせ毛です。
髪の細い部分で切れやすく縮毛矯正のアイロンでダメージが出やすいので注意が必要ですね。
髪には色々なくせ毛が混ざり合っています
波打つようなウェーブタイプ、うねりの軽いタイプ、表面は直毛に見えても内部が波状毛になっているタイプなど、同じ波状毛でも色々なくせ毛のタイプがあります。
ほとんどの人は髪質が混ざり合っていることが多いので、自分のくせ毛のタイプを知った上で正しい解決策を探すことがくせ毛と上手く付き合っていける方法に近づくと思います!
くせ毛の原因って一体なに!?
くせ毛が生える毛穴は湾曲していたり楕円形をしています。
髪の毛が頭皮上に押し出される時に歪んでいる毛穴を通るので、表面に出た時に髪が曲がって伸びてきます。
くせ毛の度合いはこの毛穴の曲がり具合によって変わるんですね…
毛穴の形は遺伝することが多くいのですが頭皮ダメージやストレス、毛穴の詰まりなどの原因でくせ毛が強くなる場合もあります。
年齢を重ねるごとに髪質が変わりくせ毛になる
年齢とともに髪のうねりやくせ毛が気になる!?
髪質は1日でガラッと変化がある訳ではないので、知らない間にくせ毛が気になるようになった…と感じる人も多いようです。
年齢を重ねるごとに髪質に変化し、髪のうねりやくせ毛が気になるようになります。
どうして年齢とともにくせ毛になるのか
●加齢による髪質(水分量や髪の太さ、ハリ)の変化
●カラーリング等の繰り返しによるダメージの蓄積
●頭皮がたるむことで毛穴がゆがみ、髪が生える際の通り道がゆがむので髪が湾曲して伸びる
年齢によるくせ毛の対策方法は?
●髪や頭皮に負担のないシャンプーやトリートメントの使用
●カラーや縮毛矯正をする際は髪や頭皮の状態に合わせて施術
●適度な頭皮マッサージ
とにかく髪や頭皮の負担を最小限にすることが大切です!
ダメージを与えることで髪や頭皮の水分量や栄養分が偏り、キレイな髪が生えにくくなってしまいます…
強いくせ毛もストレートになる縮毛矯正とは?
毛髪内部の栄養分を薬剤で柔らかく軟化させ、タンパク質をアイロンの熱で固めてストレートする事を縮毛矯正と言います。
縮毛矯正は強いくせ毛もしっかりストレートに仕上げることができますよね。
しかし薬剤の強さと種類の選択やクセを伸ばす道具の選択を間違うと髪に負担がかかりダメージが残りやすいので、お客様の髪質やご希望に合わせた施術が大切となります。
縮毛矯正をかけた髪はずっとストレート
一度縮毛矯正をかけてストレートにした髪は半永久的にそれを維持できます。
しばらくすると髪は常に新しく生え変わるので伸びた部分はくせ毛の状態で生えてきますよね。
ストレートの状態を維持するには定期的に縮毛矯正の施術が必要です。
【湿度で髪が広がらない】ボブの縮毛矯正って?
ボブに縮毛矯正をかけるとただの「おかっぱ」に見えそうですが、くせ毛でハチ周りが膨らんでるのを抑えて頭も小さく見えます。
カットも重要になるので段差をどのくらい入れるのか重さはどのくらいすくのか、事前のご相談が必要です。
もともとくせ毛がの強いと縮毛矯正の薬剤も強くなるので毛先が真っ直ぐになりすぎてしまう場合があります。
ボブの毛先は時間差で薬剤を塗布したり、丸みを残すために毛先は優しい薬剤を使用して柔らかい印象を残す工夫ができます。
ミディアムとロングの縮毛矯正は持ちがいい?
ミディアムやロングは髪の重さでくせ毛が引っ張られるので、縮毛矯正をかけてからしばらくしてもうねりや広がりを感じにくく持ちが良いとされています。
縮毛矯正をかけて内巻きボブにするには?
ボブに縮毛矯正をかけてストレートにしても毛先は内巻きがいいですよね!
くせ毛の具合や縮毛矯正の履歴によって髪の毛状態が違います。
内巻きのボブにする為にどの方法が一番、髪の状態に合うのかで日々のお手入れが変わってくるんです!
①カットで毛先の丸みラインを作る
肩上の長さのボブはカットラインによって丸みのある形にしあげることができます。
表面に重なる髪の長さより襟足を短くカットし、馴染ませたカットラインにすることで内巻きになりやすい髪型になるんです!
また髪の表面に丸く段差をいれることで、短い毛先が長い毛先を押して流してくれるので内巻きになりなすいカットもあります。
襟足は生え方によって毛先が浮く場合があります。
どちらのカットラインが内巻きになりやすいかは、カウンセリングの際に毛の流れをチェックしてからカットしていきます。
普段のスタイリング時から襟足のハネ具合や浮きなどの生えぐせが気になるようであれば、お気軽にご相談くださいね!
②縮毛矯正時にストレートアイロンやコテで内巻きを形づける
縮毛矯正ではストレートアイロンにより熱処理をします。
アイロン操作でまっすぐストレートに伸ばせば、仕上がりもまっすぐ毛先までストレートになります。
しかし毛先を内巻きにしたい時は、希望の仕上がりよりもグルンと強めに毛先をカールさせながらくせ毛を伸ばしていきます!
デメリットとしては縮毛矯正時のストレートアイロンで内巻きに形づける為に毛先まで薬剤をつけます。
毛先のダメージの状態によっては、アイロンでしっかりカールをつけて内巻きに仕上げてられないことがあるんです…
やはり普段からのヘアケアは希望の髪型にする為にも大切ですね!
③くせ毛を生かして毛先は縮毛矯正をかけない
くせ毛の種類や毛先の状態によっては毛先まで縮毛矯正をしないで、カールを生かした仕上がりにできます。
髪に負担が少なくドライヤーで乾かしただけで内巻きにできることがあります!
実際に髪の状態を見る必要があります。
④毛先にデジタルパーマをかける
根元から中間まで縮毛矯正で毛先はデジタルパーマをかけて毛先にカールを作る方法です。
アイロンやカーラーのような熱処理が必要な施術なので、一度縮毛矯正をかけた部分にデジタルパーマをかけるとダメージが気になり始めます。
⑤スタイリングの時に自分で巻く方法
縮毛矯正をかけるとご自宅で根元から毛先までアイロンをしなくてもよくなります。
スタイリング時に内巻きを作るなら、毛先だけカールさせれば完成するので簡単に時間も短縮できます!
【ダメージを抑えた艶が残る】ロングへアの縮毛矯正って?
サラサラストレートのロングヘアって憧れますよね!
ロングヘアだからこそ縮毛矯正をかける時はダメージを少なく艶を残して仕上げるべきです!
ロングに縮毛矯正をかけるとどんなメリットがあるのでしょうか?
縮毛矯正をかけたロングヘアはダントツで持ちがいい!
ショートヘアやミディアムヘア、ロングヘアの中では縮毛矯の持ちが1番いいのはロングヘアです!
髪の重さがあるのでくせ毛が引っ張られて、髪が伸びてきても気になりません。
逆を言えばロングからボブ、ロングからショートにする場合は思っているよりくせ毛が気になることがあるので要注意です。
ロングヘアに縮毛矯正をかけると艶が出やすい
縮毛矯正はトリートメントではないので、ダメージをできるだけ抑えるには縮毛矯正の薬剤選定からアイロン技術まで気をつけることは沢山あります。
ただロングヘアは髪が長い分、艶が出る面積も広くなるので髪質に合わせた縮毛矯正をかければしなやかで潤うストレートに仕上がります!
長い髪に縮毛矯正をかけると見た目の艶感が伝わりやすいんですね!
しかしロングヘアだからこそ縮毛矯正をかける時に気をつけることもあります。
ロングの縮毛矯正は毛先へのダメージが蓄積されてパサつきがでる
ロングヘアをキープしている人や髪を伸ばしている人はショートやボブに比べてカットの回数が少ないです。
切ったとしても5㎝未満の整えるカットが多いですよね…
縮毛矯正だけのダメージではなく普段過ごしている中でのダメージも蓄積していくので、毛先が痛んでしまいます。
どんなヘアスタイルよりも保湿や栄養補給のトリートメントが必要ですね!